カードゲーム編 パート31 13ターン目・ルシファー-2 幸せになりたいエルフの冒険・番外編

 

シャイル「?

     踊り子だって?

     初めて聞くカードだよ。」


ルシファー「踊り子のカードは、

      戦闘向けのカードじゃない為か

      扱いがマイナーだからね。


      配置コストが6と重く、

      そのコストに対して

      移動コストは2、パワーも2と

      カード単体の性能は高くない。


      効果で配置出来る

     『酒場の客トークン』も

      移動コスト3・パワー1と

      決してスペックは良くない。


      しかしこのカードの魅力は、

      スペックは低いものの

      6コストで従者カードを1度に

      4枚配置出来ることなんだ。」


シャイル「確かに・・

     あんたの言う通り

     配置出来るカードは

     決してスペックは高くないが、

     一度に4枚配置出来るのは便利だね。


     配置後に各カードの

     スペックの低さが

     足を引っ張りそうだけど、

     それでも相手が

     処理しなければならない

     従者カードが、

     4枚も増えることを考えると

     悪くは無いのかもしれないねぇ。


     実際目の前に展開されて

     ウンザリしているよ・・。」


ルシファー「ふふっ、そうだろう?

      従者カードはパワーや移動力が

      高い物の方が優れていると

      見られがちだが、

      パワーや移動力だけが

      強さの判断基準じゃないことを

      物語る良いカードだと

      俺は思うんだよ。」


シャイル「そうかもしれないね・・

     戦闘面や移動面以外での強さ、

     厄介さをそのカードからは感じるよ。」


ルシファー「さて、

      俺はこの踊り子の効果で

     『酒場の客トークン』を3枚、

      2A、3A、6Aにそれぞれ配置するよ。」


シャイル「うっ・・

     ルシファーの従者ゾーンが

     一気に全部埋まってしまった・・。


     私も従者配置カードである

    『召集令』を持っているけど、

     あれは一度に

     2枚までの配置だからね・・。


     流石に一度に4枚も

     従者カードを配置されると、

     いくらパワーや移動力は

     高くないとは言え

     圧迫感を感じるよ・・

     恐ろしい展開力だ・・・。」


ルシファー「ふふっ、

      これで俺はこのターンの

      使用可能なエネルギー13の内

      10を使ったことになるね。


      残りの使用可能エネルギーは3、

      これは保安官の効果用に温存して

      ターンを終了するぜ。」


パート32につづきます。


13ターン目・ルシファーのターン終了時の場

カードゲーム編 幸せになりたいエルフの冒険

踊は踊り子の略です。

客は酒場の客の略です。

保は保安官の略です。

猛は猛牛の略です。

ガはガンマンの略です。

騎は女騎士の略です。

兵は兵士の略です。

黒い矢印は一方通行の略です。

死は死の谷の略です。

『兵・剣』のマスは、

兵士が剣を装備していることを示しています。

赤枠はこのターン中に配置、移動したカードです。

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