「幸せになりたいエルフの冒険」制作秘話・パート3 イラストを描く作業の方向性の決定編
パート2では、
ペンタブレットとペイントソフトを使い、
実際にエルフのイラストを
描いたところまでを紹介しました。
その時にエルフと一緒に描いた
ダークエルフのキャラクターの
イラストがこちらです。
何回描いてみても
紙に描く時のように
描くことは出来ませんでした。
紙に絵や文字を描く時は、
当たり前ですが手で実際に描く場所と
目で見ている場所が同じです。
しかしペンタブレットでパソコンに描く作業は、
手で描いている場所(ペンタブ)と
目で見る場所(パソコンの画面)が別です。
手で描いている場所と
別の場所を見ながらの作業に違和感が有り、
慣れが必要なことが分かりました。
しかし思った通りのイラストは
描けなかったものの、
ペンタブとペイントソフトを使用して
イラストを描くことは楽しく、
アナログで紙に描いていたのでは
出来ないことがたくさん有り、
(特に種類豊富な色塗り、
コピーペースト、レイヤー、
修正の簡単さ等々)
とても充実していて便利でした。
とは言え、
メインのキャラクター達が
棒立ち状態でも
こんな状態でしか描けない状態です。
この段階で構図を決め、
ポーズをつけたキャラクターや
背景のイラストなどを描くのは
厳しそうだったので、
パソコンで描く方法は一先ず断念します。
そこで紙に描いたイラストを
パソコンに取り込む方法で
作業を進めることにしました。
パート4に続きます。